川崎・氷見 両観光協会が友好提携 映画製作きっかけに交流
川崎市観光協会は今月4日、富山県氷見市観光協会と友好提携を結んだ。調印式が川崎区内の川崎商工会議所で行われ、川崎観光協会の斎藤文夫会長や氷見市観光協会の松原勝久会長ら関係者が出席した。
両市は06年、氷見生まれで「京浜臨海工業地帯開発の父」と呼ばれた実業家・浅野総一郎の生涯を描いた映画『九転十起の男』の製作をきっかけに交流が始まった。市役所や商工会議所では職員の人事交流が行われ、毎年1月には氷見市の寒ブリを味わう懇親会(川崎商工会議所工業部会主催)が開かれている。毎年秋のかわさき市民まつりにも氷見市は出店し、特産品を販売している。
今回の友好提携は、来春に北陸新幹線が富山県まで延伸開業することでアクセスしやすくなることから観光や文化での交流をより活発にしようと氷見市側からの申し出があり、締結に至った。川崎市観光協会は4月下旬に記念ツアーを開催するという。
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4月19日