市政報告 議員提案の重要性について 川崎市議会議員 自民党 ひろた健一
「川崎市子どもを虐待から守る条例」が施行されて1年が経ちました。児童虐待に対して、市民の方により関心を持ってもらうために川崎市議会の議員が超党派で提案して可決された条例です。先日閉会した市議会本会議の代表質問でこの条例について質問しました。
昨年度の児童虐待の通告件数は12年度と比較して27%以上増え、統計を開始した96年度以来最多の1576件でした。件数が増えることは喜ばしいことではありませんが、これは通告する人が増えたということであり、条例で一定の効果があったと思われます。相談・通告の中で警察や近隣・知人が大幅に増加しているのも特徴です。児童虐待というものが認知され、通報などの行動に移す方が増えたことがうかがえます。
また、虐待しているのは実母が半数以上を占めています。育児による疲れが原因ではないかと考え、昨年度末に「川崎市児童家庭支援・児童虐待対策事業推進計画」を策定し、子育てへの支援を強化しました。特に育児不安を抱える母親に対する取り組みをまとめました。今後は中小企業支援や自治体加入促進に向けて、議員発の条例制定に取り組んでいきたいと考えています。
五反田放水路に安全管理求める
現在、多摩区内で五反田放水路の工事が行われています。大雨が降った際に五反田川の氾濫を防ぐために多摩川へ雨水を流すための導水路です。完成は18年の予定です。
この工事が昨年10月に機械の故障で中断していました。再開まで3カ月半を要しています。これだけ遅れたにも関わらず工期は予定通りという説明でしたので、工期の設定自体が適当といえるのかどうか議会で質問しました。また、このことが公表されたのが3月になってからです。報告の遅さも気になります。それに対して市からは「原因究明に時間を要したこと」と「作業人員の増員で対応するので工期内に完成する」とのことでした。さらなる安全管理を求めていきたいと思います。
放水路工事に関連して水道橋付近に立坑が設置されます。この場所は従来から道路幅が狭い状態でしたので、車道・歩道を拡幅して安全確保に努めてもらうように要望しました。工事だけではなく、市民生活を豊かにする方向でも調整していきたいと思います。
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4月19日