総務省が6月25日に発表した、1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、川崎市人口の自然増加数(出生数が死亡数を上回る数値)は前年同期比4491人増で、全国最多となった。多摩区の人口は前年同時期比389人増加で、市内ではもっとも少ない増加数となった。
川崎市の人口は前年同期比1万434人増加で143万3765人。増加数のうち、自然増加数は4491人で市区部では全国トップとなった。全国的に出生率が低下する中、川崎の出生率は横ばいを続けており、自然増加数を押し上げる結果となった。市総合企画局都市経営部統計情報課は「出生率が低下していないのは全国的にあまりないケースで、相対的に自然増の傾向がある。社会増加も多く、市区部では全国5位」としている。
区別の状況をみてみると、多摩区の人口は389人増で20万4030人。増加数のうち、転入数と転出数を比較した社会増加数は200人減で、市内で唯一の減少となった。
「大規模開発ないのが要因」
同課は「社会増加数はその年によって波がある。多摩区も87年から89年の間は市内で一番増加が多かった。近年は大規模な開発が少なく、登戸の区画整理も進んでいないのが原因と思われる。社会増加が少ないからといって多摩区の利便性が悪いわけではなく、自然増加は市内で4番目と堅調」と話している。
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