チャリティカット 過去最多の402人が利用 NPOプリック
世界の恵まれない子どもたちを支援しようと、市内の理容師や美容師らで構成するNPO法人プリックジャパンビューティーが先月29日、溝口でチャリティカットを開いた。今回が18回目の開催。過去最多となる402人が利用し、約55万円の寄付金が集まった。
このチャリティイベントは理美容師が無償で髪をカットし、利用者が1000円以上支払って寄付金を集める仕組み。カットのほか、眉カットやネイルケア、リフレクソロジーなどのサービスも提供した。
プリックは98年頃から社会貢献の一環としてチャリティカットや募金活動を開始。06年から、教育の機会に恵まれないカンボジアの子どもたちのために小学校を建設することを目的に活動を展開し、今年2月にNPOとして法人化した。これまでに2校完成させた実績があり、3校目の建設が間もなく着工されるという。
この日は公共施設「てくのかわさき」の会議室にビニールシートを敷き詰め、会議用のテーブルに鏡や道具を並べて即席の美容室を設営。毎回訪れる人も多く、メンバーは利用者との会話を弾ませていた。
利用者のひとり、蔵五みゆきさんは「何かをしないと何も始まらない。カンボジアだけの問題ではないけれど、こういう活動を通じて実情を知らせてほしい」と話していた。
今回のチャリティイベントのリーダーを務めた矢花敬さん=人物風土記で紹介=は「毎回、意識の高い人が集まってくれる。利用者の数にとらわれることなく、地道に続けていきたい」と話していた。
この日集まった寄付金と募金は国際開発NGOのシャンティ国際ボランティア会を通じて、4校目の小学校建設費に充てられる。
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4月19日