多摩区内でシニア向けの体操や運動が盛んだ。市民と区役所が協働で「多摩区みんなの公園体操」「多摩区いきいき体操」「多摩区ウオーキング」の各委員が普及に取り組んでいる。
今月23日、生田中谷第1公園には公園体操に取り組む近隣住民17人が集まった。ラジカセから流れる音楽と言葉に合わせて体を動かす。ラジオ体操よりも穏やかな動きだ。参加して3年目という建多明乃さん(76)は「最初は(体操の内容が)簡単すぎるかなと思ったけど、今はちょうど良い。朝から集まって体を動かすのも気持ちよく、良い習慣。町会を超えた交流もできるし、誰でも参加してよい雰囲気も気に入っている」と話す。
「多摩区みんなの公園体操」は区内の公園や神社境内など区内31カ所で開催さている。2006年から開催され、今年で9年目。参加者は50代から80代までのシニアが中心で111人のボランティアが取り組みを支えている。月曜日から金曜日まで実施され、昨年は年間で累計2万4千人が参加したという。
室内でストレッチ体操を中心に取り組むのが「多摩区いきいき体操」だ。いこいの家や自治会館など21カ所で週に1回のペースで開催されている。参加者は50代から90代まで。年間で累計1万2600人が参加している。
「多摩区ウオーキング」は月に1回、イベントを開催している。コースは多摩区内を巡る約3〜5キロ。32人のボランティアが取り組み、毎回40人程度の参加者が集まるという。
多摩区みんなの公園体操運営委員会の安見治郎会長は「もっと開催会場を増やせるといい。介護予防は40代くらいの若い時から取り組んだ方が効果的。今後は子ども連れで参加できるような環境にしていきたい」と話していた。
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