稲中出身2人にチャンス
川崎新田ボクシングジム(新田渉世会長)の古橋岳也選手と片桐秋彦選手が大きなチャンスを掴もうとしている。古橋選手は4月30日に日本スーパーバンタム級タイトル戦に臨み、片桐選手は4月24日の試合に勝てば日本タイトル戦に挑戦できる。稲田中学校出身の2人の活躍に地元も盛り上がりを見せている。
古橋選手は1987年生まれ、片桐選手は86年生まれ。2人とも稲田中学校では野球部に所属し、先輩後輩の間柄。08年の東日本新人王決勝戦(バンタム級)で2人は拳を交え、古橋選手が判定で勝利し、全日本新人王も獲得した。その後、2人は階級を変え、古橋選手は22戦17勝、片桐選手は25戦16勝と実績を積み重ねてきた。
今回、古橋選手が挑戦するのは日本スーパーバンタム級王者の小國似載選手(角海老宝石ジム)。15戦14勝の強敵。片桐選手は日本フェザー級王者への挑戦をかけて大坪タツヤ選手(T&Tジム)と対戦する。
選手の活躍に地元も盛り上がっている。地元密着の運営を続けている同ジムを応援しようと、民家園通り商店会(岩野正行会長)では同ジムのタペストリー(壁掛けの織物)を掲出。今月19日にあった除幕式には関係者や支援者ら約40人が参加し、岩野会長が「川崎から世界へ。日本タイトルは目前。頑張ってほしい」とエールを送った。
古橋選手は「いつもよりも地元の方の応援が多く、タイトルマッチだと実感している。メキシコの遠征で基本的なことを徹底的に練習してきた。いつも通り試合に臨みたい」と話す。
片桐選手は「ジムと地元の距離が近くなっている。タイトル前哨戦ということで緊張もあるが、いつも通りの気持ちで淡々と臨むだけ。試合の中盤あたりでKOして勝ちたい」と意気込みを見せた。
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