多摩区布田の多摩川で今月1日、噛まれると大けがにもなるカミツキガメが捕獲された。子どもたちの夏休みを前に、捕獲した市民団体「おさかなポストの会」の山崎充哲代表は「川で見慣れない生物を見たときは近づかないように」と呼びかける。
捕獲されたカミツキガメは甲羅の長さ約40センチ、頭から尾の先までの全長は70センチにも及ぶ。山崎さんが生態系に影響のある外来種を捕獲するために仕掛けた網カゴにかかった。
「この大きさなら、子どもの手首を骨ごと引きちぎるほどの力がある」と山崎さん。推定年齢は20歳程度という。
環境省の資料によると、カミツキガメは北アメリカから南米に分布し、甲羅の長さは50センチ、体重は約30キロにも達するという。夜行性で甲羅の後ろがギザギザ状になっているのが特徴。ペット用に流通した個体が捨てられ、全国の河川に広がっている。生態系に被害を及ぼすとして特定外来生物に指定されている。
山崎さんは「ミドリガメでも20センチを超えると、噛まれれば縫うほどのケガになる。見慣れないカメや生物には触れないようにしてほしい」と指摘する。
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