住民自治の発展を目指した、川崎市による「市自治功労賞」の贈呈式が今月12日、中原区の市総合自治会館で行われた=写真。
2015年度の対象者は7人で、多摩区からは宿河原町会の三竹隆雄会長が受賞。三竹さんは多摩区町会連合会、稲田町会連合会の会長を兼任しており、社会福祉やまちづくりの活動に幅広く尽力してきた。三竹さんは「特に力を入れているのが防災と防犯。子どもから大人まで参加する稲田小、中学校での防災訓練をはじめ、地域のつながりを大切にしていきたい」と思いを語った。
その他の受賞者は大橋新太郎さん(川崎区/姥ヶ森町内会)、鏑木茂哉さん(幸区/河原町団地13・14・15号棟自治会)、松本登さん(中原区/井田協友会)、関口務さん(高津区/末長町内会)、持田和夫さん(宮前区/鷺沼町会)、鈴木浩一さん(麻生区/柿生駅前町内会)。それぞれ、福田紀彦市長から表彰状を受け取った。
受賞者を代表し、鏑木さんは式典で「表彰を受けたことは身に余る光栄。新たな決意を持ち、住民福祉の増進、住民自治の振興に邁進していく」と語った。
同賞は地域福祉の向上などに貢献した町内会・自治会の代表者に送られるもので、選考委員会で各区長の推薦を受けた候補者の中から選ばれる。
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