福田紀彦市長は29日、スマートフォン向け「かわさきアプリ」を4月からスタートさせると発表した。ポータル(入口)、防災、子育て、ごみ分別の4つのアプリケーションを配信し、ポータルで各アプリを結ぶ。
「かわさきアプリ」は防災、子育て、ごみ分別の各アプリや川崎市の各種情報が載ったウェブサイトへの入口になるポータルアプリ。市によると自治体が全市的なポータルアプリを展開するのは全国で初という。
利用者が目的に合わせて、情報が選択しやすいよう編集することもできる。同時にごみ分別など3つのアプリも配信。防災アプリは、災害時の緊急避難情報の表示や、最寄りの開設避難所等へ誘導する機能など。子育てアプリはイベント情報や健診お知らせ機能などが盛り込まれる。それぞれプッシュ通知や位置情報に連動した各種サービスが提供される。
各アプリは、各アプリストアからダウンロードする。アンドロイド端末が4月1日、iOS端末(iPhone)は4月中の配信予定となっている。今年度中に1万5千ダウンロードを目標にしているという。
「各区から防犯の機能を盛り込んだアプリの要望もある。多くの市民に利用していただきたい」と市ICT推進課。今後もさまざまな機能の追加や新たなアプリの配信を予定している。
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