県が主催する神奈川県戦没者追悼式が10日、港南区最戸の神奈川県戦没者慰霊堂で開かれた。遺族約750人に加え、行政関係者や議員ら250人が出席し、戦没者への冥福を祈り、改めて平和を誓った。
式辞に立った黒岩祐治知事は「かけがえのない命をもって示された戦争の悲惨さ、平和の尊さを風化させることなく、次の世代に継承していくことを誓う」などとあいさつ。県議会の土井隆典議長=多摩区選出=は「二度と戦争を繰り返さないよう、平和で豊かな郷土神奈川の創造に、県民とともに一層まい進していく」と述べた。
神奈川県遺族会の皆川健一会長は「私たち遺族は先の大戦から学んだ多くの教訓を改めて深く心に刻み、今こそ平和の尊さ、戦争の無残さを世界の全人類に伝え続けなければならない」と語った。
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