記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 6月10日0:00更新
昆虫の形や生態など、その不思議な魅力にとりつかれていた幼少期。昆虫記を読みあさり、虫を捕っては飼育をしたり、図鑑の絵を描き写していた。特に惹かれたのはカブトムシやカマキリの足の関節で、ルーペをのぞきながら細かい部分がきれいに描けると、嬉しくなったのを思い出す。今週の人物風土記で紹介している川島逸郎さんが描く昆虫は、今にも動き出しそうな臨場感と形状の美しさに心を奪われる。40年の技術の蓄積を垣間見た。(地主)
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