5年前の東日本大震災で99・7%の児童の命を守った岩手県釜石市。これは決して「奇跡」ではなく、日々の防災教育が実行できた結果である――。
東日本大震災の被災体験から学ぶ「防災教育」についての講演会が7月9日(土)、ワークピア横浜(横浜市中区)で行われる。主催はNPO法人日本防災環境、神奈川県防災消防協同組合。後援は県教育委員会ほか。
東日本大震災で当時小学生だった次女を学校で亡くした佐藤敏郎さんが、自身も元教諭であった立場から「石巻市被災体験から命を守る防災教育」、日本ユネスコ国内委員会の及川幸彦さんが「気仙沼市の施した防災教育ESD」について、それぞれ講演する。
主催者は「大切な子どもたちの命を守るために、学校などの教育関係者はもちろん、父母、孫を預かる祖父母らも広く参加してもらえれば」と呼びかける。
時間は午後1時30分から4時まで。入場無料。7月1日まで事前予約が必要(250人の定員に達し次第締切)。申し込み、問い合わせは事務局【電話】045・222・3256。
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