民家園通り商店会主催の夏まつりが、あす7月23日(土)に向ヶ丘遊園駅の南側一帯で開催される。18回目の今年は、初の試みとしてサンバチームによるパレードで幕を開けるほか、商店会クーポン券を販売するなど、地域振興を目指した新企画を進めている。
多摩区で最大規模ともいわれ、商店街が歩行者天国になる同イベント。主催者によると、昨年の動員数は約3万9千人という。オープニングの総勢約300人によるパレードには、先頭にサンバチームが参加して会場を盛り上げる。
歩行者天国を彩る出店ブースには、商店会会員と一般の約70店が参加する。昨年から小田急線向ヶ丘遊園駅が加わったほか、今年はJR南武線登戸駅や藤子・F・不二雄ミュージアムが初出店。同館のブースでは限定グッズが販売される予定だ。
実行委員会の委員長を務める、同商店会の岩野正行会長は「毎年多くの皆さんに楽しみにしていただいている。一商店会のイベントにとどまらず、地元が一体になるような場にしたい」と抱負を語る。
イベント開催後にも商店会に足を運んでもらおうと企画されたクーポン券は、当日限定で200冊、本部で販売。参加会員店でサービスが受けられる仕組みだ。
野外で演技やプロレスも
和太鼓やダンスが披露される大踏切前のアトラクション、川崎信用金庫登戸支店前で行う大抽選会(景品がなくなり次第終了)は午後3時から8時。ダイエー前広場のアトラクションでは、今年初めて「プロレスリングHEAT―UP」によるプロレスが行われる。
夏まつりの開催時間は午後2時から8時30分、小雨決行。イベント詳細はウェブサイト(【URL】http://minkaen-dori.com)。
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