学生の発想から生まれた初のコラボイベントが、1年越しで実現――。新百合ヶ丘エルミロード(麻生区)と専修大学の徳田賢二教授のゼミ学生が連携した親子向け企画が8月13日、14日に同施設で開催。2日間で約400人の親子らが参加し、館内をめぐるクイズラリーを楽しんだ。
催されたのはスマートフォンの情報交流アプリ「LINE@」を活用した「夏のエルミロード探検隊」。参加者は各階に設けられたスポットで出されるクイズを解き、答えをLINE@に送るとプレゼントがもらえるというアトラクションだ。
エルミロードを運営する小田急電鉄と専修大学は2012年に「連携・協力に関する基本協定」を結んでおり、今回はその一環。昨夏にLINE@活用法などを学生と考える目的でミーティングを実施し、連携を続けることになったという。
「当初はアイデアを伺い、共有させて頂くだけの予定でしたが、学生ならではの発想や説得力のあるプレゼンを伺っているうちに、実施という選択肢がだんだんと膨らみ、今回の実施に至りました」とエルミロード関係者は話す。
財宝の玩具を景品にするなど、親子向けに学生とスタッフが詳細を詰めていき、館内を探検していく内容に仕上げた今回。エルミロード関係者は「今後も学生との連携は続けていきたい」と話している。
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