横断幕を設置した暴排協メンバーと多摩警察署職員ら
区内の企業・団体で構成される多摩区暴力団等排除協議会（星川光明会長）が先月20日、暴力団の排除を訴える横断幕を東生田小学校近くにある東生田歩道橋に設置した。同協会が啓発のための掲示物を製作したのは今回が初めてとなる。
横断幕は横８メートル、縦60センチの大きさで、「暴力団いらない！ 安心安全な多摩区」と書かれたシンプルなもの。
相模原市方面から東京都への通過点として交通量の多い県道世田谷町田線上で、他区への入り口付近に設置しようと東生田歩道橋に設置場所を決めたという。
これまで区内には、同協議会が主体で設置した啓発のための看板は無く、昨年４月から設置を検討していた。表記する文言も同会メンバーらで吟味。標語に思いを込めた。
星川会長は「現在、多摩区は暴力団に関係する事務所がないまちだということを、もっと区民の方に知ってもらいたい。この先もこういう状態が続いて欲しい」と話していた。
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