昨年11月に神奈川県中学生新人大会で初優勝を果たし、春の全国中学生選手権大会への出場を決めた市立稲田中学校(宿河原)男子ハンドボール部。3月26日から富山県で行われる全国の舞台に、県代表として挑む。
春の全国大会県予選会を兼ねた今回の新人戦では、川崎市や横浜市、大和市などから8チームが参加。川崎地区1位の稲田は、初戦の下福田(大和市)を22―11、準決勝の中田(横浜市)を17―10で降して決勝へ。横浜地区3位の汲沢に18―14で競り勝ち、県の頂点に立った。
部員は1年6人と2年16人の22人。就任9年目の顧問、相原耕輔教諭(42)は「技術はまだまだだが、意識が高く練習に対してひたむきに頑張っている」とチームの特徴を話し、「市大会から接戦続きで楽な試合は一つもなかった」と今大会を振り返る。
市内18校による昨年10月開幕の市大会は、予選リーグ、トーナメント戦を経て決勝リーグに稲田を含む4校が進出。稲田は野川戦で試合終了10秒前に逆転し、2勝1敗に。地区1位の座をつかみ、初の県大会出場となった。
3月の全国大会に向け、「ボールを追い過ぎず、視野を広げて周りを観察し、状況判断できるようになるのが課題」と相原教諭。小林弘典教諭(24)と顧問2人体制で連携し、技術と精神面の向上を図る。
人一倍声を出し、チームを盛り上げる2年の部長、松葉隆太郎君(14)は「荷物の置き方やあいさつなど、普段の生活から気持ちを引き締めてやってきたことが力になっている」と手応えを話す。「全員が個性豊かで仲良し。みんなの力で目標の全国ベスト8を勝ち取りたい」と力強く語った。
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