神奈川県議会議員 土井りゅうすけ 県政報告 安全・安心と観光魅力創造を 企画=土井りゅうすけ政務活動事務所
神奈川県の2017年度当初予算案が先月発表され、県議会で審議が進められています。
【土井】次年度の取り組みとして、注目すべき項目を挙げたいと思います。まず安全・安心の実現に向け、今年度に始めた「地域防犯カメラ設置事業」ですが、今年度計画の160台に対し、大幅増の250台を想定しています。今年度は県下で898件もの申請があったため、204台を設置しました。川崎市でも関心は高く、今年度の申請は185件でしたが、設置は28台にとどまっています。重要課題の一つとして、市民の要望に応えられるよう働きかけていきます。
東日本大震災から6年を迎えますが、地域防災や被災者支援の取り組みはいかがでしょうか。
【土井】近年の災害の多様化、大規模化に対応するために、県消防学校(厚木市)をオール神奈川の実践的トレーニングセンターとして整備します。消防団員も救出訓練を行える、地震や水害など自然災害現場を再現できる施設を新設する計画で、2018年3月までの整備を目指します。
また、319世帯の県内避難者への居住支援として、「被災者用民間賃貸住宅借上事業費」があります。仮設住宅の使用期間が終了する福島県の避難指示区域外からの避難者に、本県独自の激変緩和措置として3828万円を計上し、家賃を一部補助します。
燃料電池自動車の普及推進にも注力していますね。
【土井】県内の事業者や在住者向けに、燃料電池自動車の導入経費を一部補助します。対象車種と補助限度額、台数はトヨタ「ミライ」が1台あたり80万円で110台、ホンダ「クラリティ・フューエル・セル」が1台あたり82万円で16台です。普及を今後進めていく上で、燃料を補給する「水素ステーション」の整備が不可欠ですが、県内の整備費補助として4000万円を計上しています。
子どもたちに向けた、県立学校に関する取り組みについて教えてください。
【土井】今年度から12年間の計画として始まった、県立学校施設整備計画「新まなびや計画」では、約1500億円の事業費を充て、校舎の耐震や老朽化対策、トイレ環境の改善に取り組んでいます。初年度は全学校を対象にトイレの洋式化率や老朽化、不具合などを調査し、中等教育学校を含む県立高校の生徒、教職員約1万人にアンケートを行いました。来年度は洋式便器への交換や横配管工事を、麻生総合高校など30校で実施する予定です。
また、老朽化が進む高津合同庁舎でも再整備の方針が決まりました。県機関が入庁する複合施設として、2019年10月末のオープンを目指しています。
20年東京五輪・パラリンピックに向け、観光振興への思いをお話しください。
【土井】県内の観光資源の発掘、魅力向上のために昨年6月、「神奈川県観光魅力創造協議会」を設立しました。先月の商店街観光ツアーでは、開園50周年を今年迎える日本民家園を組み込み、参加者から大好評でした。
生田緑地をはじめ、こうした日本の伝統文化や観光資源を多くの外国人にも知ってもらえるよう、県観光審議会の委員としても全力を注いでいきます。
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4月19日