2015年4月から多摩区長を務めた中村孝也さん(60)が、定年によりきょう3月31日付で退任する。
川崎区出身の中村区長は、1982年に川崎市役所に入庁。延長保育や一時保育、地域子育てセンターなど子育て施策に携わり、川崎子ども総合プランにも従事。2年前、初の区役所勤務として区長に就任した。
2年間の任期を振り返り、「多摩区は自然や文化施設が豊富で、魅力にあふれている。『ピクニックタウン多摩区』の取り組みとしてオリジナルサンドのレシピ募集など、区の魅力を生かしたまちづくりを推進し、区内外に発信することができた」と、中村区長は手応えを口にした。
区民の安全、安心や地域防災力に関する施策では、昨年4月に発生した熊本地震を踏まえ、「区職員も熊本県で支援活動に携わり、稲田中学校をサブ会場に行われた8月の市総合防災訓練では、その経験や教訓を生かせた」と強調。中野島、生田の区内2地区で進む地域包括ケアシステムのモデル事業についても触れ、充実感をにじませた。
区職員に対しては、「地域と一緒に協力しながら、今後も課題解決に向けて取り組んでほしい」と激励。「多摩区は第二の故郷。これからも応援していきたい」と笑顔で話した。
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|