生田地区を流れる五反田川に、風物詩となるこいのぼり約１５０匹が先月下旬から５月７日まで飾り付けられ、悠々と空を泳いだ＝写真、４月25日撮影。
この取り組みは、今年で10年目を迎えた。地元の五反田自治会（吉田輝久会長）が通勤通学や散歩などで五反田川沿いを歩く人の目を楽しませたいと、自宅に眠ったままのこいのぼりを集めたのが始まり。地元企業や商店会、個人の協賛を得て、年々数を増やしてきた。一昨年には「小田急ロマンスカーカレンダー２０１５」に、この風景の写真が掲載されたこともあり、他地域から写真撮影に訪れる人もいるという。
吉田会長は「皆さんから寄付先を聞かれたりして、10年続けて定着してきていることを実感する。五反田川の文化になるよう、今後も大切にして続けていきたい」と話している。
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