堰や宿河原の一部が学区に含まれる久地小学校の5年生らが先月、川崎河川漁業協同組合高津地区や保護者の協力のもと、多摩川でアユを放流した=写真。
河川敷に来た児童たちはアユの稚魚を1匹ずつ受け取り、じっくり見つめたり、手で軽く触れたりした後川へ放流。児童の1人、奥山楓加さんは「大きくなって子孫を残せるように頑張ってほしい」と期待を込めた。
アユの放流を授業の一環で行うのは同校では今回が初めて。この企画を同小に持ち込んだのは、前PTA副会長の及川正信さん(41)だ。少年時代から慣れ親しんだ多摩川を、今の子どもたちにも知ってもらいたいと企画を練った。「今の子は川に来る経験が少ない。この機会に川ともっと親密になってもらえれば」
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