中央大学学員会川崎支部かわさきと共に歩む川崎白門会(松木茂夫支部長)の総会が今月17日、ホテル精養軒(中原区)で行われた。総会後、同会は車椅子1台を川崎市に贈呈。福田紀彦市長から感謝状が贈られた=写真。
中大OB、OGでつくる同会は川崎市の一員として福祉を増進し、社会文化発展に寄与することを目指し1993年に設立。これまで市主催の多摩川清掃や市内のボランティア活動に積極的に参加している。
今回、社会奉仕の一つとして会員有志で資金を募り、車椅子を寄付することに。福田市長は「(人口増の中で)ケアが必要な人が増えている。非常にありがたい」とコメント。車椅子は高津区の養護老人ホーム恵楽園で使用される予定だ。
また同日、北朝鮮による拉致事件被害者で、中央大学卒の蓮池薫さんが講演。「拉致事件の真実と解決への道」と題し、1979年に拉致された当時の詳細な様子や拉致の目的、帰国までの経緯を熱弁した。
川崎市に両親が住む拉致被害者の横田めぐみさんについては「北朝鮮が提示しためぐみさんの93年死亡は嘘。日本政府にはさらに積極的に動いてもらいたい」と訴えた。
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