クラブ結成30周年を今年迎え、先月から31年目がスタートした。会員37人をまとめる新会長に就任し、「これまでの歴史と伝統を踏まえつつ、新たな時代をつくり上げていければ」と意気込む。「調和と共生で楽しく奉仕」が今年度のテーマ。「年齢、性別、職業の違ったメンバーのいろいろな考えを受け止めながら、ともに高め合っていきたい」
長年続く活動の一つが、障害者の療育相談を受ける「なごみ福祉会」の園生らとの日帰りキャンプ。今年も5月に行われ80人ほどが参加し、園生の成長を感じながら交流を楽しんだ。また、年4回の献血も活動の軸となっている。会員同士の親睦を深める慰労例会では、これまでの固定した開催場所から趣向を変え、屋形船に乗るなど新しい交流の仕方に取り組んでいく。
幼少期から生田地域に住み続け、地元川崎で貢献したいと31歳で市議選出馬を決断。市議会議員を12年務め、2011年から県議会議員として県政に携わる。同クラブには12年ほど前に入会。議員が会長を務めるのは生田ライオンズクラブでは初めてといい、「議員の活動は地域でリンクしている部分もある。責任ある役職、できる限りの活動をしていきたい」と話す。
継続的な課題として、会員の増強をあげる。「とにかくライオンズクラブの存在を皆さん知っていただきたい」と積極的に前に出ていく方針だ。「『人』という字が『人が人を支える』という通り、相手を思いやる精神を広めていければ」
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