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多摩区版 公開:2017年10月20日 エリアトップへ

多摩区老人クラブ連合会副会長で、厚生労働大臣表彰を受章した 山崎 雅彦さん 生田在住 82歳

公開:2017年10月20日

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厳しくも温かく 真摯に

 ○…生田地区を中心にボランティア活動に勤しみ50年。今月19日に京都で行われた第46回全国老人クラブ大会で、育成功労者として表彰を受けた。「市内では3人目。今までのことが認められたのだと思う」と喜びをかみしめる。30代の頃に「生田山の手老人クラブ弥生会」を設立して以来、老人会活動に尽力。現在は地区会長や市の評議員などを務める。「会員は全国的に減少傾向だが、生田地区は増えている。育てていく立場として関わり続けたい」

 ○…25歳の時、生田の地に居を構えた。3年後に自治会ができると、子ども会の立ち上げを皮切りに青少年指導員やPTAなど、さまざまな場面で先頭に立った。「凝り性で何でもやるなら徹底的に。思い出は山ほどある」。自治会長時代、生田小学校のプールを造ったことは特に印象深い。子ども会では野球や羽根つきなどの指導にも奮闘し、「野球のガキから元県知事や五輪選手が誕生したんだ」とニコリ。今でも老人クラブで小学生に昔遊びを指導するなど、子どもたちとの関わりは絶えない。

 ○…佐賀県出身。「父は校長、兄弟も皆学校の先生」という教員一家で育った。高校で文芸雑誌作りに励み、大学入学と同時に政界雑誌の会社に就職。23歳で建設関連の出版社を設立すると、その後も出版業や不動産業を中心に複数の事業を立ち上げた。多摩川の生態系保全に貢献し、全国で活躍する息子・充哲さんについては「周りの人もテレビでみたよと言ってくれる。そりゃ嬉しい」と頬がゆるむ。

 ○…これまでの活動を振り返り「どの団体もすばらしかった、全部必要な活動だった。後輩たちにボランティアをやっていることは無駄じゃないと伝えたい」と思いを語る。「私は百まで生きるだろう」と話す元気の源は「わだかまりを持たない、言いたいことがあったらパッと言う、間違っていたら謝る」こと。厳しさの中に真の優しさを持ち、指導者であり続ける。

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