多摩消防署(白石与志夫署長)は先月30日、JR登戸駅の南北自由通路付近でテロ災害を想定した訓練を実施した。同駅と多摩警察署、神奈川県警察機動隊、区危機管理担当ら53人が参加し、連携を強化した。
2020年の東京五輪・パラリンピックの開催を前に、同消防署では関係機関と連携したテロ対応合同訓練を定期的に実施している。今回の訓練は、JR登戸駅改札付近で何者かが薬品をまき、駅利用者数名が目の痛みや吐き気を訴えたことを想定し実施。同駅による119番通報や要救助者の救出、不審物の検知および拡散防止、犯人逮捕など、各機関の役割や一連の動きを確認した。
訓練を振り返り、同駅の菅井知己駅長は「実際の駅利用者も訓練の様子を見てくれていた。来年2月には小田急や駅ビルと合同の消防訓練もある。各機関と顔の見える関係をつくっていく」と話していた。
白石署長は「連携により被害を最小限に食い止めることが重要。今後も各機関と連携強化し、市民の安全安心を守る」と話した。
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