市政報告 中野島駅に臨時改札口設置 ―南武線アクセス向上に向け、暫定的に―民進みらい川崎市議会議員団 露木明美
JR南武線の武蔵溝ノ口駅より北の登戸を除く市内5駅については、改札口が片側であるなどにより、安全性や利便性の向上が市民から求められていました。私たち多摩区選出の市議会議員としても連名で市への予算要望に盛り込み、南武線駅アクセス向上を強く求めてまいりました。
これまでJRとの協議では乗降客数や横断児童数の多い稲田堤駅を最優先とし、津田山駅はエレベーター付き跨線橋設置のため別途早期にすすめるとしてきました。次期整備駅は中野島駅と久地駅です。しかし、稲田堤駅周辺は信号施設等の支障物やホーム上の安全性などに課題があり、工事着手が遅れています。
また中野島駅は駅舎設備等の大規模工事が必要となり、費用負担が多額となると想定されています。
通学の安全に配慮
こうした状況を鑑み、中野島駅は橋上駅舎が完成するまでの間、暫定的に通学児童等安全対策として北口に臨時改札を設けることとなりました。市有地に市が設置費用を負担し、維持管理費はカリタス学園が負担します。
運用時間はカリタス学園とJR東日本とで協議調整します。2017年度に設計を行い、18年度に臨時改札口の供用を開始します。
久地駅については18年度に基本設計を行い、津田山駅は本年3月末に着工し19年度に完成する予定です。
今後も南武線駅アクセス向上について、早期に完結するよう取り組みを強化してまいります。
民進川崎市議会議員団 露木明美
川崎市多摩区西生田2-1-3
TEL:044-299-8184
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4月5日