多摩区老人クラブ連合会(藤原司会長)が今月13日、多摩市民館大ホールで演芸大会を開いた。同会に所属する48チーム、のべ600人が出演し、この日のために練習してきた童謡や演歌、日本舞踊、フラダンスなどを披露した=写真。
「生きがいづくり」として趣味活動、サークル活動を支援する多摩区老人クラブ連合会では、発表の場となる演芸大会を毎年開催している。会員同士の交流や入会促進も目的とし、今年で41回目。同会副会長で、文化部長を16年務める山崎雅彦さんは「参加者は高齢化しているが、長年続けてきて歌や踊りが上手くなってきた人も多い。この数年ではフラダンスのチームも増え、華やかなになっている」と話していた。
演芸大会を終え、藤原司会長は「毎年参加が増えている。年に1度、集まって歌ったり踊ったりできる機会があるのはいいこと」と話した。
多摩区では現在、各町会や地域で61の老人クラブが活動している。会員は男性が1257人、女性が2300人の合計3557人(2016年4月時点)。各クラブには在宅福祉を支える「友愛チーム」があり、同世代の仲間として寝たきりや一人暮らしの高齢者宅を訪問し、話し相手や生活の手助けをする活動も行っている。
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