恵方巻き用の海苔を祈祷 若宮八幡宮で
川崎区大師駅前の若宮八幡宮(中村博行宮司)で毎年節分の日に縁起物として食べる巻き寿司「恵方巻き」の海苔の祈祷が先月6日、同神社で行われた。
神事に立ち会ったのは同神社に海苔を納め、中原区や多摩区に店舗展開するスーパーマーケット「oonoya(以下、大野屋)」と海苔卸業者「つな川」の9人。社殿には「恵方巻き」用海苔と石巻湾で摘みとられた新海苔1万枚が運ばれた。中村宮司が祝詞(のりと)を奏上すると、関係者は神妙な面持ちで祭殿前に並べられた海苔を見入っていた。
大野屋によると、恵方巻きを食べる年男や年女がさらにご利益があるようにと3年前から祈祷を行っている。海苔はまた、ミネラルが豊富で健康に良いとされ、家庭の食卓や贈答品として愛用されていることから「身体健全」と「家内安全」も兼ねての祈願ともなっている。
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4月12日