井田中西中原中 社会体験でモルディブに寄付 手作り豚汁で1万5637円集める
井田中学校(篠宮敏校長)と西中原中学校(土澤稔校長)の生徒が社会体験授業の一環として、コープかながわ井田三舞店(佐藤仁店長)で手作りの豚汁を販売した。売上金はモルディブの子どもたちへ贈られる。
豚汁作りに参加したのは西中原中2年は4人、井田中2年は2人。両中学から「生徒に社会体験をさせたい」との要請を受け、コープかながわ井田三舞店が協力した。手作り豚汁の販売と売上金の寄付は同店の佐藤店長のアイディア。同店ではこれまでも地元学校の体験授業を数多く受け入れているが、寄付をするのは今回が初。
生徒たちは約300人分の豚汁を調理し、1杯50円以上の募金を呼びかけ販売した。店内で「募金お願いします」と大きな声で呼びかけていた。買い物客はそれに応え、中には豚汁を食べずに募金のみをする人も多くみられた。
集まった募金は1万5637円。ユニセフを通じてモルディブの子どもたちの支援に役立てられる。佐藤店長は「予想を超える金額が集まった。今後も地元の子どもたちと協力してできることを各学校を通じて模索していきたい」と話した。
生徒の活動に付き添った西中原中の鴇崎(ときざき)ひろ美教諭は「仕事の大変さや、将来の自分の職業を考えるいい機会になったと思う」と話していた。また、参加した井田中の佐々木陽穂さんは「初めは緊張して声もあまり出せなかったけれど、慣れてきたら大きな声も出せるようになった。たくさんの人に販売ができて楽しかった。将来に活かせる体験になった」と話した。
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3月22日
3月15日