第17回統一地方選 区の投票率 市内で2番目 前回より下回るも減少率は市内最小 女性は中原区がトップ
統一地方選挙の投開票が10日に行われ、中原区では不在者投票を含む28ヵ所で実施された。神奈川県知事・神奈川県議会議員・川崎市議会議員各選挙の区内の投票率は、いずれも前回(平成19年)より下回った。
川崎市選挙管理委員会によると、市全体の投票率は知事選が46・19%(前回48・55%)、県議選が46・02%(同48・57%)、市議選は46・11%(同48・52%)で、いずれも前回より減少した。中原区でも知事選が48・21%(前回49・08%)、県議選が48・11%(同49・05%)、市議選が48・09%(同49・05%)と減少したものの、区別で見ると減少率は最も低く、投票率は麻生区に次いでいずれも2番目に高かった。
男女別で見ると、中原区の女性の投票率が各選挙とも市内トップで、知事選49・05%、県議選48・95%、市議選48・93%と関心の高さがうかがえた。
区内の投票所別で見ると、「苅宿小学校」の48・00%が最高で、「玉川中学校」の34・75〜77%が最低だった。
県議選
県議選では、3議席を5人の候補が争った。その中でトップ当選したのは、自民党現職で県議会議長の田島信二氏で30856票を獲得。次いで民主党現職の滝田孝徳氏、3議席目はみんなの党新人の日浦和明氏で初当選を果たした。共産党新人の宗田裕之氏、民主党現職の徳安久是氏はあと一歩及ばなかった。
市議選
市議選は、10議席に13人の候補が立った。トップ当選したのは、みんなの党新人の松川正二郎氏で13287票を獲得。続いて現職では、自民党の松原成文氏、共産党の市古映美氏、民主党の潮田智信氏、民主党の東正則氏、公明党の吉岡俊祐氏、共産党の大庭裕子氏が再選を決めた。また新人では、自民党の原典之氏、公明党の川島雅裕氏、民主党の押本吉司氏の3人が初当選を果たした。自民党現職の清水勝利氏、新人で自民党の加藤隆志氏と中原区の緑と笑顔を守る会の荒居義次氏は落選となった。
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4月19日
4月12日