神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2011年5月20日 エリアトップへ

震災への思いを絵に 向河原駅前広場公園 現在約160枚を掲示

教育

公開:2011年5月20日

  • LINE
  • hatena
「夢の木」に思いを
「夢の木」に思いを

 東日本大震災への思いを子どもたちが書いた絵やメッセージ約160枚(5月16日現在)が、向河原駅前広場公園に掲示されている。公園は「3・11しゅあパーク」と愛称がつけられた。

 「しゅあパーク」とは、しあわせ・ゆめ・ありがとう・愛の頭文字からとったもの。「平成23年3月11日を忘れることなく、生きて夢が叶い、幸せになって感謝の気持ちを持てるように」と、4月に同公園管理協議会会長に就任した深澤昌孝さんが企画し名づけ、「絵を描くことで震災について感じたことを忘れないでほしい」と募集を開始した。

 これを聞いた近隣の下沼部小学校や橘高校の児童・生徒らが多くの絵を寄せ、「さみしくなったら手をつなごう。みんなといると気持ちも晴れるよ」「今はすごく辛いときですが少しでも早く元の生活ができるように、私たちも協力するので頑張っていきましょう」といったメッセージなども加えられている。

 隣接するNEC玉川事業場に勤める女性は「最初は何かと思ったが、どんどん数が増えて気になり見るようになった。子どもたちの素直な気持ちが伝わってくる」と感慨深げだった。

 掲載期限は現状設けておらず一人何枚でも掲示する方針。管理は深澤さんら6人で行い、最大でA4紙約400枚を貼ることができる。将来的には優秀な作品を選び、川崎市役所などで展示したい思いもある。

 同協議会ではメッセージや小学生以下の子どもが描いた絵などを募集している(政治・宗教・営業に関するものを除き)。問い合わせは深澤さん(【電話】044・422・6282)。
 

中原区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

市おくやみガイドブック

使いやすく大幅増補

手続きの煩雑さ解消に

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CF初挑戦、支援呼び掛け

4月15日

救急隊、日中に増設

中原消防署

救急隊、日中に増設

到着時間の短縮めざす

4月12日

5年ぶり重要郷土資料に

江戸時代後期「富士信仰」

5年ぶり重要郷土資料に

市ノ坪の民家で所蔵

4月12日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook