中原区 人物風土記
公開日:2011.12.09
フィンスイミング日本短水路選手権大会サーフィス100mで優勝した
長谷川 雄太さん
区内下小田中在住 25歳
世界目指すフィンスイマー
○…「水中最速競技」と呼ばれるフィンスイミングの日本の頂点を決める日本短水路選手権大会に出場。体の一部を水面から出して泳ぐ種目「サーフィス」の100mで優勝した。「嬉しいが本来の泳ぎが出来ず、日本記録には届かなかった。次こそは」とすでにこれからの大会を見据えている。夢は「フィンで子どもたちに夢を与えること」。その為にも、水中スポーツのオリンピックと言われる2013年開催のワールドゲームズ出場を誓った。
○…3歳の頃から水泳を始め、中学ではトライアスロンのジュニア五輪で3位に。しかし、身長173cm、体重はおよそ70kgと「体が大きい強豪たちに比べ一回りも小さいため、身体のハンディを感じるようになった」。そんな時に出会ったのがフィンだった。同競技は足ひれに規制があり、体格差によるハンデはない。「全ては努力次第」。初めて出場した日本選手権で3位に入り、一気にのめりこんだ。「世界との距離が一気に縮んだ気がした」と目を輝かせる。
○…幼少時代から体育の授業で目立つスポーツ少年。早稲田大学のスポーツ科学部に進学し、各競技のアスリート候補たちと交流。「刺激し合える友人がいたからこそ、フィンというマイナー競技をメジャーにしたいという目標を持ち続ける事が出来た」。現在はキリンビール(株)の営業マンとして汗を流す。「相手の気持ちを悟り、交渉を行う営業職は試合での駆け引きにも活きている。いつかキリンがスポンサーになってくれたらな」と笑う。
○…サラリーマンアスリートの為、仕事後の夜間や休日に練習場を求めて都内や千葉へも足を延ばす。休みには大会のポスターや応援グッズの作製、ブログの更新などファン作りに熱心に取り組む。国内の競技人口は約3500人。支援スポンサーも少数と認知度の低い競技だからこそ「マイナースポーツの底力をみせたい」と熱い思いを語る。
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