ひとみ座60周年公演 明るい未来目指し「テンペスト」
人形劇団ひとみ座は、シェイクスピア最後の戯曲「テンペスト」の公演を、3月23日(金)から27日(火)まで東京都渋谷区の「全労済ホールスペース・ゼロ」で行う。2006年から始まった創立60周年記念公演の第3弾で、今回が完結となる。
ひとみ座は、シェイクスピア三部作連続公演とし、これまでに、06年に「リア王」、09年に「マクベス」を上演してきた。
「リア王」では、尊敬していたはずの王が、権力を失った途端に悲惨な末路を辿り、「マクベス」では、暗殺により王になった主人公が、逆に暗殺に怯え失墜するというシェイクスピア四大悲劇に相応しい物語だった。
しかし最後となる今回の「テンペスト」は権力闘争を描きながらも、ほとんどの登場人物が明るいラストを迎える物語。「許し」をテーマに主人公が心の平穏を得るまでの過程が軽快に描かれている。ひとみ座では「節目の60周年で企画した最後の作品として、明るい未来を発信していきたい」と話している。
23日は午後6時30分、24日は午後2時・午後6時30分、25・26・27日は午後2時より。全席指定。前売り5000円、当日5500円。ペア9000円。
問い合わせは人形劇団ひとみ座(【電話】044・777・2225)まで。
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