天空のリングに歓声 下沼部小学校で観測会
下沼部小学校で今月21日、金環日食の観測会が行われ、児童や保護者など約200人が天空のリングを見入った。
天候が悪い中、来場者は不安を募らせながら待っていたが、7時30分、雲の隙間から太陽が顔を覗かせると来場者らは日食グラスをかけて観察を楽しんだ。5年生の丹羽亮太君は「太陽がリング状になるイメージが無かったのですごく感動した」と話した。
日食グラス3千個寄付
今回の観測会では、区内で製造業を営む手塚健一郎さんの協力があった。手塚さんは自身の関連会社で製造する日食グラス約3000個を教育委員会を通して寄付。「一生に1度しか出来ない経験だと思うし、天体や科学に興味を持つ子が増えたら嬉しいこと。夢やロマンがある」と手塚さん。日食グラスは、下小田中小学校や上作延小学校、西中原中学校でも使用された。下沼部小学校の廣田郁子校長は「学校で人数分用意するのは大変なことなのでとてもありがたい。児童、保護者が安心に楽しんでもらえて良かった」と話した。
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4月19日
4月12日