市政レポート 歴史ある中原街道 川崎市議会議員まちづくり委員会副委員長原典之
5月17、18日に、私が所属するまちづくり委員会で札幌市、小樽市を視察してまいりました。
小樽市では「小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観条例」を平成4年に制定し、建物や工作物に対し基準を設け町並みを整える試みをしています。今後は屋外の広告物に対しての条例の制定を目指しているとの事でした。
中原区を通っている中原街道は、中原区や川崎市だけではなく首都圏の主要道路の一つとして知られております。古くは武蔵国と相模国を結ぶ街道で、今の名称になったのは江戸時代に入ってからになります。また、今年で12回目を迎えた当時の雰囲気を楽しむことのできる「中原街道時代まつり」も行われております。
現在、中原街道は住民の交通安全確保のため早急に改善すべき箇所は迅速に対処しつつ、中原街道町並み検討委員会の方々のご意見を交えて拡幅工事をしております。2006年に神奈川県では良好な都市景観を目的に景観条例が制定されました。この条例をあてはめながら歴史ある中原街道を地域住民の皆様のご理解をいただきながら、時間をかけてじっくりと協議を重ね新しく整備してまいりたいと存じます。
今月から川崎市議会は第2回定例会が開催されます。まちづくり委員会副委員長として請願や陳情をしっかりと精査し取り組んでまいります。
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4月19日
4月12日