寄稿 スポーツで川崎をもっと楽しく 川崎市議会議員 松原しげふみ
川崎市は「スポーツのまち・かわさき」を掲げ、これまでもスポーツ施策を展開してきました。特に誰もが生涯にわたり、年齢や性別、障害の有無を問わず、日常的にスポーツを楽しむ環境整備が求められています。川崎市は大都市の中でも平均年齢が最も低く(別表)生産年齢人口(15〜64歳)の割合が最も高く若い世代が多い市です。こうした特性を生かし、スポーツによる活力の向上を図ることが有効的であります。
平成22年度のスポーツに関するアンケートによると、健康であると答えた市民は8割に上り、体力に自信があると答えた市民は5割を超えています。週1回のスポーツ実施率は37・7%で全国平均の45・3%に比べ低く、約8割の市民が運動不足を感じているとの回答がありました。特に30代〜40代での運動不足を感じている人が多くなっています。また過去1年間に行ったスポーツはウオーキング・体操・ランニング(ジョギング)など個人や身近でできる気軽なスポーツの実施が多くなっています。今後も子供から大人まですべての人々が、それぞれのライフスタイルに応じた体力や健康づくりに取り組むことが求められていますので、スポーツを身近に感じられる環境の充実をすすめてまいります。
文部科学省の調査によると青少年の体力や運動能力は昭和60年以後、低下傾向で、平成21年22年度に実施された体力テストの結果、本市の子供の体力は全国平均を大きく下回っており、運動をほとんど行なわない児童・生徒が多いと指摘されています。これらのことをふまえ、学校・家庭・地域やその他の関係団体が一体となり、スポーツ・運動に接する機会や場を充実させなければなりません。
私はこれからも、スポーツのまちづくりを継続的で効果的に推進できるよう多くの力を結集し、スポーツを身近に楽しむことができるまちづくりに積極的に取り組んでまいります。
松原しげふみ
松原しげふみ事務所
TEL:044-751-8855
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3月29日
3月22日