市政レポート 市内の全消防団員に無線機を配備 川崎市議会議員まちづくり委員会副委員長 原典之
3・11の東日本大震災の教訓から、川崎市内の消防団員全員に無線機が配備されました。
私自身も、中原消防団・中原分団の一員として震災当日も出動しており、中原分団小屋と本団(中原消防署内)との連絡員(伝達員)として、現状報告や近隣火災の有無、停電地区情報などを伝えるため何度も往復しておりました。
この経験を踏まえ、市会議員にならせていただいた初めての議会(平成23年6月)で、無線機の必要性について質問させていただきました。
そしてこのほど、消防団長をはじめ多くの方のご協力を得て、まずはMCA無線が各班に配備され、無線訓練を行っております。これにより、有事の際の速やかな情報伝達・連絡経路の確保がなされました。その後、先月より消防団全員に無線機が配備されることとなりました。消防団ではホースやポンプ、その積載車などの器具を配置していますが、この無線機は現場での伝達や連絡などに充分活用されることと期待されます。
”備えあれば憂いなし”と言いますが、引き続き「自分たちの街は自分たちで守る」という消防団の郷土愛護精神のもと、生命・身体・財産を守るため防災対策・危機管理対策に全力で取り組んで参ります。
|
|
|
|
|
|
3月29日
3月22日