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「主人のイビキが止まっている」 睡眠時無呼吸症候群の危険性 取材協力/すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉
「大きなイビキが突然止まる」「寝ている時に呼吸が止まっている」といった症状で家族や友達から指摘された場合は、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」が疑われるという。
鈴木院長は「この病気は本人には自覚がなく、他人から指摘されることがほとんど。高血圧や脳梗塞、心筋梗塞を起こす危険性は3〜4倍になると言われており、メタボリックシンドロームや糖尿病との関連もあります。睡眠中の酸欠状態が血液をドロドロにし、細い血管が詰まりやすくなります。昼間の眠気が仕事に支障をきたし、交通事故の原因となることも」と話す。
女性も注意
また、太っている男性に多いと思われているが、肥満でない女性のケースも増えている。同院でも検査に来る4人に1人が女性。「女性は閉経後に症例が増えます。女性ホルモンのエストロゲンは、呼吸をうながす作用や首回りの筋肉を弛緩しにくくする働きがあると言われ、それが減ってしまうことが原因」と院長。アゴが小さい・細い人は、容積が小さくなり、気道が狭くなることから痩せていても無呼吸が起こることがあるという。
日本の患者数は約300万人と推測されている。検査は夜11時ごろにクリニックへ行き(時間は応相談)、翌朝4〜7時に帰ることができる。現在は11月にも検査可能な日があるとのこと。
ラジオ波治療
イビキの原因となる鼻づまりや扁桃肥大にはラジオ波治療がある。腫れた鼻粘膜を収縮させる治療で、内服・点鼻治療やレーザー治療で鼻閉が改善しない花粉症などのアレルギー性鼻炎にも有効とのこと。
治療そのものは2分程度で個人差はあるが6歳位から可能。保険適用で片鼻2700円。
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4月19日
4月12日