神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2013年3月1日 エリアトップへ

新丸子に全国から視察団 独自の商店づくりに注目

公開:2013年3月1日

  • LINE
  • hatena
イラストや色使いなどにも興味
イラストや色使いなどにも興味

 丸子地区商店街連合会(川連昌久会長)で、子育て世代や高齢者が安心して買い物ができるよう2010年から実施しているステッカーを利用した商店街づくりを一目見ようと、先月20日、飲食店や理容店などの衛生指導を行っている(財)全国生活衛生営業指導センターのメンバー約50人が全国から視察に訪れた。

♦♦♦

 同商店街のステッカーを利用した商店街づくりは、子育て世代や高齢者が安心して買い物が出来るように、店頭に「トイレ貸します」や「車椅子入店可」など各店のサービスが描かれているステッカーを張り、利用者が気軽に入れるようになっている。またステッカーが貼ってある店舗を主婦リポーターが取材しホームページでPRなどもしている。

 この取り組みを視察した(財)全国生活衛生営業指導センターは、理容業やクリーニング業、飲食業等の生活衛生に関係する営業をしている16業種の衛生指導や経営健全化についての相談などを行っており、個人店から大型店まで協同で取り組め、シンプルで分かりやすいこの事業に注目したという。同指導調査部主事の安達幸男さんは「経営が良くならなければ衛生面も良くならない。1店舗では重い腰はあがらないのが事実だが、やる気を出させるためのきっかけを作ることが大切。新丸子の取り組みはそういった意味で目指すべき事業である」と話し、「多くのお店で取り組むことで、付加価値を生み出すことが出来ると思う」と期待を寄せていた。

 300以上の商店がある新丸子で現在ステッカーを張っているのは約100店舗。この事業を活性化させるために、今後は加盟店の拡大がポイントになっている。川連会長は「注目される取り組みになってきている。これを励みに、これから加盟店を増やしていければ」と話している。

中原区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

市おくやみガイドブック

使いやすく大幅増補

手続きの煩雑さ解消に

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CF初挑戦、支援呼び掛け

4月15日

救急隊、日中に増設

中原消防署

救急隊、日中に増設

到着時間の短縮めざす

4月12日

5年ぶり重要郷土資料に

江戸時代後期「富士信仰」

5年ぶり重要郷土資料に

市ノ坪の民家で所蔵

4月12日

市民の「誇り」向上

川崎市イメージ調査

市民の「誇り」向上

「来訪推奨度」は過去最高

4月5日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook