「子どもに夢と希望を」 30日、チャリティカット
市内の美容師らでつくるグループ「PRIC」が7月30日(火)、チャリティカットを高津区溝口の「てくのかわさき」で開催する。恵まれない子ども達に手を差し伸べようと、集めた寄付金をカンボジアの小学校建設に充てるという。
PRICによるチャリティカットの開催は98年から始まり17回目。06年からカンボジアの小学校建設を目標に取り組み、これまでに2校完成させている。今回は3校目の建設をめざしているという。
このチャリティは美容師が無償で髪をカットし、利用者が1000円以上支払って寄付金に充てる仕組み。眉カットの場合は500円以上、ネイルケアの場合は1000円以上、ネイルカラーの場合は2000円以上支払う。集めた寄付金はシャンティ国際ボランティア会を通じて建設費に充てる。
多くの人に利用してもらいたいと、今回は開催時間を例年よりも拡大して午前10時から午後8時まで。美容師ら約80人の協力者が参加するという。
今回のイベントのリーダーを務める矢花敬さん(多摩区/美容室ルカ)は「新しい学校ができて現地の子どもの笑顔が輝いている。一歩ずつ種をまいてきた活動の芽が出始めたと実感している。多くの人に足を運んでほしい」と話している。
会場の「てくのかわさき」(川崎市生活文化会館)はJR南武線・武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線・溝の口駅から徒歩5分(高津区溝口1の6の10)。
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