寄 稿 学校(普通教室)が足りない教育環境の充実を!!【5】 川崎市議会議員 松原しげふみ
義務教育での教育環境は、ソフト面、ハード面に於いて平等であり良好なものでなければなりません。しかし、現在本市の教育環境はそれを満たしているとは決して言えません。特に小杉地区周辺の公立小中学校の現状などは、これまで4回にわたりご報告した通りであります。市議会や委員会でもこれまで何回となく質疑が行われ、問題点を指摘して早急な対応を求めてまいりました。今回はこれらの問題解決にむけた教育委員会の取り組みについてご報告致します。
全国でもトップクラスのマンモス校となっている西中原中学校ではすでに大規模改修工事が終了し新校舎が完成しております。同じく今井小学校、下沼部小学校に於いても新校舎の供用がすでに開始されています。現在は、苅宿小・大谷戸小・上丸子小の三校で増築・改築工事が行われています。苅宿小学校(平成26年2月末日完成予定)では現在の校舎15教室が、増築により4教室(多目的教室2教室)増加となります。大谷戸小学校(平成26年2月完成予定)では改築前の教室数28教室とすでに増築が完了した6教室の合計34教室が、改築後は少人数教室と多目的教室が加わり、10教室増え計44教室となります。また、上丸子小学校(平成27年3月完成予定)では改築前に21教室であったものが改築後には27教室になります。さらに平成23年10月、川崎市と日本医科大学との間で協定が締結されており、同大学用地を活用した新しい小学校(平成29年度の完成)が開校される予定になっております。
新しい小学校の予定地は現在の日本医科大学新丸子校舎の敷地南側の約1万平方メートルであり、新設の用地は33年間の定期借地権となります。これは人口減の時代が到来することを考えてのことであります。
小学校の開校に向けては学区の変更も視野に入れ、今後近隣の小学校や町内会・自治会との協議も必要になってきます。教育環境の充実をはかる為、中長期的な視点に立っての計画的な対応と対策を今後も行政と共に進めてまいります。
松原しげふみ事務所
中原区新城5-2-3
TEL:044-751-8855
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4月19日
4月12日