市長選 福田氏、秀嶋氏が出馬を表明
任期満了に伴う川崎市長選挙(10月13日告示、27日投開票)に、元県議会議員の福田紀彦氏(41)、元川崎市財政局長で総務省出身の秀嶋善雄氏(44)が出馬を表明した。秀嶋氏は自民党が推薦を決め、公明党、民主党が推薦の手続きを進めている。福田氏は政党の支援を受けないとしている。
福田氏は1972年、川崎生まれ。米国ファーマン大学卒。当時の衆議院議員松沢成文氏の秘書を経て、2003年に神奈川県議会議員(宮前区)に。09年、川崎市長選挙に出馬したが現職に敗れ次点に終わった。
福田氏は「4年間、市民の皆さんの意見や提案を聞いて歩いた。その声を確実に市政に反映させることが使命」と話した。教育現場、子育て環境の改善、福祉、医療の充実などを訴える。
秀嶋氏は68年生まれ。東大法学部を卒業後、91年に旧自治省に入省。04年、川崎市健康福祉局病院経営管理室参事に就任。川崎市財政局財政部長を経て、06年には財政局長を務めた。その後、東京都教育庁地域教育支援部長などを歴任。秀嶋氏は「プレハブ教室の解消や病児・病後児保育の拡充を図る」と、子育て環境の改善を強調。医療・福祉、雇用、災害対策にも力を注ぎ、行財政改革の断行による筋肉質な市政づくりにも取り組むとも述べた。
今回の市長選には、団体役員の君嶋千佳子氏(無所属・共産党推薦)も出馬を表明している。
〈9月17日起稿〉
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