市政報告 新型インフルエンザ等対策行動計画(案)を発表 民主党川崎市議団 元川崎市議会議長 うしおだ智信
昨年も年末に感染性胃腸炎の流行発生警報が出たり、区内においてインフルエンザ等による学級閉鎖がありました。そして、これから1月・2月にかけては、インフルエンザが流行のピークを迎える時期でもあります。
川崎市は先月、『新型インフルエンザ等対策行動計画(案)』を発表しました。これは、国が昨年4月に施行した特措法に規定された事項に加え、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等と相まって、対策を総合的に推進することを目的として作成された計画です。
同計画では、新型インフルエンザや新感染症に対しての、市の行動計画や基本的な方針などが述べられております。対応についても、発生段階ごとに、対策本部の設置、サーベイランス(※)の強化、コールセンターの設置、医療提供体制の確保など、具体的に示しています。緊急事態宣言が発せられた場合の措置についても明記されています。
現在、市では1月24日(金)までパブリックコメントを実施し、市民のみなさまから広く意見を募集しています。市役所や区役所のほか、ホームページから提出することができます。
昨年の市内のインフルエンザ定点当たりの報告数は40・4人(第4週)が最高値でした。手洗いうがい、マスクで予防に努め、1年を健康に過ごしましょう。
※サーベイランス…感染症の発生状況を把握、分析すること
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4月12日