区民の意識向上が犯罪抑制に 中原警察署長 陶山和美
3月に赴任し、感じることは若いご家族が多いことです。またご年配の方も元気で街に活気があることを実感します。一方で、懸念されるのは新しく入られた住民の把握が追いついていないことです。セキュリティが厳重なマンションも多く、巡回連絡カードのお声掛けも難しくなっており、有事があった時に連絡先不明という状況が生まれてしまいます。防災・防犯の視点からもマンションの住民、管理組合、警察の連携が重要だと考えます。
刑法犯罪件数がピークを迎えた平成14年に比べて昨年は半数以上減りました。区民の皆さんの意識向上の結果だと考えます。特に防犯カメラの設置は効果が大きく街頭犯罪の多くは防犯カメラの映像から検挙へとつながっています。また、カメラがある所では犯罪が起きにくい傾向にありますので、商店街や店舗、個人のお宅の防犯カメラ設置活動については大変喜ばしいことです。犯罪件数が減っても、振り込め詐欺や自転車窃盗は依然増加傾向にあります。区の治安を守るために呼び掛けを強化していきます。
|
|
|
|
|
|
3月29日
3月22日