市政レポート 実践的破壊訓練を受けて 川崎市議会議員総務委員会副委員長原 典之
8月30日に「解体撤去予定建物を使用した震災対応訓練」が行われました。私も、所属している中原消防団中原分団の団員として参加させていただきました。
2年前、川崎市議会の予算審査特別委員会において、「建物を取り壊す予定があった際は、事業者に協力要請をし、消防団の訓練をしてみては?」と質問させていただきました。それを受け、昨年にも中原区小杉町の集合住宅において立体的訓練が実施されておりました。
今回は、校舎の建て替えが行われている法政第二中学校にて、震災対応として、災害時を想定した建物破壊訓練でした。具体的な内容としては、窓ガラスを破壊する訓練、エンジンカッターを使用したドアや床の解体訓練(写真参照)、ホースを1階からポンプアップして3階からの放水訓練などです。そして、要救助者の搬出訓練なども行い、数多くの実践的な訓練ができました。
平成25年12月に、「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が施行されました。それにより、今後、消火ホースキットが避難所に配備されていきますが、さらなる消防団や地域の自主防災力の向上が必要とされます。今回の訓練に参加させていただき、現場で経験したことを川崎市議会においても、しっかりと生かしながら取り組んでまいります。
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4月19日
4月12日