県政報告 身を切る改革、行財政改革について 神奈川県議会議員 日浦和明
平成27年度当初予算編成についての概要が示されました。
知事から『かながわ成長戦略実現予算』として、「県民の安全・安心の確保や新たな子ども・子育て支援制度にしっかりと取り組むとともに、成長戦略の実現に向けて神奈川から経済のエンジンを回す予算を編成した。一方、介護・医療・児童関係費や公共施設の維持修繕コストの増加など、将来の歳出圧力が高まっているので、財政健全化に向けた取組みについては着実に推進していく」との説明をいただきました。
示された予算案で特に増加が著しい「介護・医療・児童関係費」の推移を見ると10年間で約2・4倍の3329億円と、今後も増加の一途をたどります。増大するこれらの経費は消費税増税で対応するにしても、県財政は今後も厳しい状況には変わりなく、事業や職員数の見直し・業務効率化・公債費の抑制・県有財産の活用など、行財政改革の取組みが重要です。
そういった状況を鑑みれば、国民県民に負担を求める立場である私たち議員は、定数削減や報酬削減など、しっかりと身を切る改革を実行することも重要です。今後も財源確保とともに、人口減少に歯止めをかけるためにも、子育て世代が安心して出産・育児ができる環境整備や医療・介護などの施策についても、しっかりと県行政をチェックしてまいります。
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4月26日
4月19日