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医療レポート 近年急増する子どもの斜視・弱視 取材協力/飯野眼科(フーディアム武蔵小杉2階)
近年、子どもの斜視・弱視が問題となっている。市内の小学校等で校医を務め、多くの子ども達の目の病気を診てきた飯野眼科飯野裕院長に話を聞いたー。
「斜視とは、物を見ようとする時に固視が出来ず、目の位置がずれることで、
『内斜視』・『外斜視』の2種類に大きく分かれます。また、弱視とは眼鏡をかけても視力が上がらない状態のことで、『屈折異常』『不同視』『斜視』の3種類に大きくわかれます。『屈折異常』の原因は遠視が多いです。『不同視』は、屈折度数2D以上左右差があり、片眼の視力低下を起こします。『斜視』は、固視異常と片眼の視力低下を起こします。斜視・弱視では、視力以外にも物を両眼で立体的にとらえる両眼視機能発達が重要になります」
斜視・弱視にならない為、視力の発育時期に適切な診断に基づく治療が重要
「たとえば、生後4ヶ月以降に多い『乳児内斜視』では、早期に手術治療が必要な場合もあります。精密検査や手術が必要な場合は、母校の順天堂大学病院の小児眼科専門外来も紹介もしております」
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4月12日