市政報告 解体工事着手は11月以降等々力硬式野球場の改築 川崎市議会議員 松原しげふみ
等々力硬式野球場の収容人員は現在4000人で、高校硬式野球の練習や大会、社会人野球の大会、首都大学リーグ戦、一般の方々の試合や練習など、多くの方々に利用されています。昭和42年に供用が開始され、当初の目的は高校硬式野球の選手層の拡大や技術の向上を図ることでした。
等々力緑地については平成20年10月、学識者やスポーツ関係者、地域の代表者等で構成する「等々力緑地再編整備検討委員会」を設置し、等々力緑地全体のあり方や施設の再編整備について検討がすすめられてきました。平成23年3月には等々力緑地再編整備実施計画が取りまとめられました。「実施計画」では、緑地内の緑と水、安心・安全の場、動線の再整備、緑地へのアクセス改善など緑地全体の再編整備の方向と共に、陸上競技場や硬式野球場、つり池、プールをはじめ、諸施設の整備の方向性と配置、整備手順、スケジュールについて決定がなされました。今回は等々力硬式野球場整備計画について報告いたします。
施設の基本機能としては、川崎市内唯一の本格的な硬式野球場として高いレベルの競技が行われるよう両翼100m、センター122m程度とし(県内最大級)フィールドは現在と同様の人工芝になります。
観客の収容人員は1万人程度とし、内野6000人、外野4000人程度を収容可能とします。災害時には緊急物資の保管場所として屋内練習場が使用可能となります。夜間の照明設備については、現在内野で400ルクス、外野で200ルクスですが、新しい球場では内野1500ルクス、外野800ルクスとなり、公式戦をナイターで実施できるようにし、スコアボードもLED表示となります。また、日照による守備への影響を考慮し、本塁側は北東方向(現在のレフト側)の向きになります。
外野スタンドは、通常時は公園利用者が公園の一部として利用でき、老朽化進んだ「等々力いこいの家」の複合化を図ることになっています。また、カフェコーナーや多目的に市民が利用できるよう一般貸出し用の会議室、多目的スペースが設置されます。
平成27年のシーズンオフより解体に着手し、改築整備は2年で行い、平成30年に供用が始まる予定となっています。
松原しげふみ事務所
中原区新城5-2-3
TEL:044-751-8855
|
|
|
|
|
|
3月29日
3月22日