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昨年から保険診療が可能に話題の舌下免疫療法とは？ 取材協力／すずき耳鼻咽喉科クリニック〈いびきのご相談〉
鈴木敏幸院長
昨年から保険診療が可能となった、スギによる花粉症対策となる舌下免疫療法。どのような治療法なのか、鈴木院長に聞いた。
花粉に慣れる治療
「舌下免疫療法は、スギ花粉に慣れるため、１日１回スギ花粉を薄めたエキスを服用する治療です。治療期間は３〜５年程度で、症状を根本的に治す効果が期待できます。昨年の秋に治療を始めた方で、症状が改善している方も多くいます。ただし、スギ花粉が飛散している間は治療を開始できなくなります」と鈴木院長。
治療は12歳から受けられ、費用は薬代が月１０００円程度に診察代で済む。喘息発作のひどい人、抜歯直後や口内炎など口内に傷がある人、風邪をひいている人、妊婦は治療ができない。
ラジオ波治療
また、同院ではラジオ波治療も行う。腫れた鼻粘膜を収縮させる治療で、内服・点鼻治療やレーザー治療で鼻閉が改善しないアレルギー性鼻炎などに有効だという。鼻が詰まっていても治療可能。保険適用で片鼻２７００円。いびきの相談、検査も行っている。
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