35回目となる『新春凧揚げ大会』が1月10日に多摩川河川敷で行われた=写真。
この大会は(公財)川崎市公園緑地協会が主催し中原区子ども会連合会の協賛で年に1度開催。昔あそびを子供たちに伝えることと共に等々力の河川敷や公園で遊ぶ際のマナーアップなどを目標にしている。
晴天と程よい風に恵まれた当日は、親子ら約600人が参加し、凧揚げを楽しんだ。宮内小4年生の佐藤彩芽さんと父・輝夫さん親子は「凧揚げに初めて挑戦したけど楽しかった。こういう機会がないと中々体験できない、最近の子ども達は遊びというとゲームだけれど、昔の遊びを外で元気よく楽しめる良い機会になった」と話した。
また、会場では子ども会に所属する区内の小学1年生から6年生が凧に絵を描いた「白凧絵付け」の授賞式も行われた。干支のサルや妖怪ウオッチ、ワンピースのキャラクターを描いたものや「友達は宝物」、「川を大切に」などメッセージを込めたものまで約400点が集まり、その中から審査員が50点を選出した。
同協会の篠田隆志理事長は「多くの子どもたちが作品を出してくれ、大変ありがたい。約600もの凧が一斉に上がるのも全国的にも少ないのでは」と凧揚げ日和の奏功を喜んだ。
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