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中原区版 公開:2016年3月18日 エリアトップへ

市内のものづくり中小企業経営者らと学生向けの就職フェスタを主催した 手塚 健一郎さん 三和クリエーション(株)代表取締役 51歳

公開:2016年3月18日

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ものづくりの魅力を社会に

 〇…中原区などの中小企業の若手経営者らと就活中の学生に向けた、就職フェスタを初めて開いた。「中小のものづくり企業というと学生らは漠然と『男性社会』や『きつい』などといったイメージを持っているはず。今回のフェスタでは中小企業の魅力や地域で働くことの楽しさなどを学生に伝えたかった」。そのために食事をしながら学生と経営者らがフランクに交流する場に工夫をこらした。結果、「学生の持っているイメージを払拭できたと思う。今後も継続して開催したい」と手応えを掴んだ。

 〇…リーマンショック以降、ものづくり中小企業が衰退をたどる中で「中小企業を元気にしたい」と08年に(一社)川崎中原工場協会に加盟。その後、同協会が企業間でアイデアやサービスをミックスし革新的な製品やサービス開発につなげるための新モノづくり委員会を立ち上げると委員長に選ばれた。「川崎市は事業継承による若手経営者が増えていること、また中小企業間連携や産官学連携が活発で持続性もある」と今後の可能性に期待を寄せている。

 〇…東京都北区生まれ。慶応義塾大学時代は商学部を専攻しながらスキーに夢中になった。「山籠りが学生時代の思い出」と笑う。卒業後は保険会社に入社。その後、「30歳を過ぎたら独立したい」という思いそのままに、31歳で下野毛の町工場で独立のための準備を進めた。1年半後には三和クリエーション(株)を立ち上げ、川崎元気企業にも選ばれた。「制限なく自分たちのアイデアや発想を形にできるのがこの業界の魅力」

 〇…夫人と娘3人の5人家族で、「家族同然」と話す愛犬と暮らす。「家に帰るとアウェイなんだよね」という発言は家族への愛情があるからこそいえる冗談。週末には家族と食事を楽しみ日頃の疲れを癒す。「考えや思いを自由に表現できる社会づくり」を永遠のテーマに掲げ、穏やかな笑顔でこれからも前を向く。

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